文学を軸に文化論、交通論、メディア論、領土問題などにふれ、日中韓の参加作家、開催地、新聞・雑誌など多方面に話題を呼んだ新世紀の東アジア文学への提言。via wwalnutsという匣に入ると、via wwalnutsの発刊趣旨の宣言にもなります。2011年1月21日(金)発売
内容:「日中韓 東アジア文学フォーラム 2010 in 北九州」冒頭での基調報告(2010年12月4日 北九州国際会議場)
図像:戦前の門司港の燐寸箱ラベル(山本保雄コレクションより)
初版第1刷=40部<
2010年12月に北九州市で開催された「日中韓 東アジア文学フォーラム 2010 in 北九州」の
大会冒頭での基調報告の原稿(2010年12月4日 北九州国際会議場)
内容:
ソウル大会と玄界灘トリオ、北九州市開催まで
三カ国の言語の壁
詩と散文、自然と国家
領土問題と文学者の対話
新時代の「本」の形態——《via wwalnuts》と「東アジア文学叢書」の構想と手法について☞book.asahi.com
文化の脱領土化と精神の交通
「ポール・ヴァレリーが故郷の海港セートに対して行なったそれを思わせる、格調高い名講演です」 高橋睦郎さん(詩人)
「感動! 感謝!」 鉄凝さん(作家・中国作家協会主席)
「鋭い批評をもちながら、詩のような響きをもつ講演」 崔元植さん(文芸批評家・韓国委員会代表)