書物のありかたに微小で鮮明な革命をもたらした第1冊目は、777部をもって絶版となりました。
《このようなささやかなかたちでも、「本」として流通させようというものです。
どうやら私にとって「本」のかたちは、
web 空間へと変貌していくものではなくて、
web 社会の深化とともに、より「本」の形の中核へと、変貌していくもののようです。
これも廃滅の一形態、消失の一過程といわれるかもしれませんが。》 平出隆
造本の見事さはさることながら、詩篇の瑞瑞しさに打たれました。生後、初めて降られた雨滴のような…
T.Yさん
平出隆『雷滴 その拾遺』が届いた。美しい。これは本当にすばらしい。今日みんなに自慢しよう。
katsu_tontaro
平出隆『雷滴 その拾遺』やばい。こんなエフェメラでプライベートなものがISBNとっててアマゾンでも買えることが驚き。痺れた。
iaaieuo
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thunderdrops 世界への逆襲のはじまりを告げる新詩篇集
2010年10月7日 第1回配本
平出隆『雷滴 その拾遺』
初版第1刷=40部、第2刷=30部、第3刷〜第17刷=各20部、第18刷以降=各10部
《第1回配本は私の小詩篇集ですが、
今後、他の書き手のかたのものもわずかにふくめつつ、
エッセイ、評論、講演録、資料集、小説などを、さまざまな意匠にまとめ、
月に1冊ほどのペースで刊行したいと考えております。
どんな展開になるでしょうか。》 平出隆