via wwalnuts 21 花を釘となす人 菊地信義に

著者:澤直哉 現代日本の文芸書の姿を、70年代半ばから大きく変えてきた装幀家、菊地信義。その講演の聴講をきっかけに、一人の若い読者が、「本の敵」をめぐってもつ自身の思考との行き違いを、装幀家に問いかける。紙のメディアの危 … Read more

via wwalnuts 15 詩のあらわれをめぐって

詩人が詩を、つまり自己自身を肯定するほかないという書法への大いなる疑問。「詩の中から新しい散文を生み出す詩人」(大江健三郎)と評されるのと表裏の関係で、日本現代詩への内在的批判により「散文の中から新しい詩を生み出す」試み … Read more

via wwalnuts 08 螺旋・生・時間――河野道代『spira mirabilis』論

著者:三松幸雄 その詩的思考の深さや作品の高さにもかかわらず、論じられることの少ない詩人、河野道代。しかしここに、強靭な思考としなやかな芸術批評をつなぎうる新しい書き手・三松幸雄によって、その詩の根源的で画期的な試みを読 … Read more